USE CASES
ゲーム業界向けAstra DB
ゲームの世界では、プレイヤーに対してさまざまな選択肢が提供されています。プレイヤーは、ゲーム機でゲームをプレイすることも、モバイル、ソーシャル、クラウドなどのゲームプラットフォームを通じてオンラインゲームに参加することもできます。また、ゲームには1人用のゲームと、あらゆる国・地域から参加できる多人数用ゲームがあります。VR(仮想現実)やAR(拡張現実)のゲームプラットフォームも増えています。
これらのゲームプラットフォームを利用するプレイヤーは、ゲームがいつでもどこでも常時接続できて、プレイ中に他のプレイヤーとライブで交流できることを当然と考えています。また、一般的なゲームサービスには、プレイヤーのプロファイルデータ、バーチャルな商品/グッズのカタログ、ゲームコイン、プレイヤーリーダーボード、プレイヤーコミュニティ、メッセージツールなどが必要になります。ゲームのプラットフォームがこれらの要件を満たすために、世界中で広く利用できる大規模で大容量なスケーラビリティ、高速なレスポンス、ゲームシステムが生成・使用する多種多様なデータに対応できる柔軟性を備えるデータスタック・ソフトウェアが求められます。
ゲーム業界向けにAstra DBが最適な理由
抜群のスケーラビリティとアベイラビリティ
Astra DBは、プレイヤーが数百万人に増えたとしても、容易に拡張し、受け入れることができます。いつでもプレイヤーは、プレイ中にタイムラグや映像の「カクつき」が発生することなく、ダウンタイムなしに常にオンラインであるべきだと考えています。Astra DBは、高度な可用性を実現しながら、低レイテンシーでの読み取り/書き込みを巨大なスケールで行い、プレイヤーが好きな時、好きな場所で、リアルタイムで、インタラクティブなゲームを楽しむことを可能にします。
マルチモデルの柔軟性とデータの安全性
ゲームには、プレイヤーのプロフィール、リーダーボード、ゲームコイン、ゲーム内課金などの、安全に管理されなければならない情報があります。Astra DBは、Document(JSON)、REST、GraphQL、gRPCの各APIをサポートしており、ゲームプラットフォームにおける多種多様なデータを管理するためのマルチモデルの柔軟なアクセス性を備えています。プレイヤーのアカウント情報やセッションデータは、業界標準のTLS接続、data-at-rest 暗号化、BYOK(Bring-Your-Own-Key)管理によりエンドツーエンドで保護されています。
リアルタイム・ゲーム向けデータ・パイプライン
CDC(Change Data Capture ) for Astra DBは、Astra Streamingにより、分析用のリアルタイム・データパイプラインを作成します。CDCは、Astra DB上のデータへの変更を、機械学習(ML)モデルやデータウェアハウス(DWH)に即座に送信し、レコメンデーションやアクションに反映するための迅速な分析を可能にします。これらの連携によって、ゲーム内の仮想プロダクトやグッズの在庫、プレイヤーの各種数字や達成度、リーダーボードといったゲーム・エクスペリエンスのリアルタイム更新が可能になります。
自由にクラウドを選択
Astra DBは、マルチモーダルかつグローバルに展開されています。Astra DBは複数のデータセンターとクラウドリージョンをカバーしており、AWS、GCP、Azureに導入することが可能です。Astra DBは、オープンソースであるCassandraと、どこでも、どのような規模でも互換性を維持し、プレイヤーが世界中の大規模なマルチプレイヤー・オンラインゲームに参加できるようにします。さらに、Astra DBは、インストールとメンテナンスにかかる運用費用が不要のため、あらゆるゲーム・プラットフォームのTCO(総所有コスト)が大幅に削減されます。